いぬと積みゲがとまらない

「ゲームは かならず プレイしてください! もっているだけじゃダメですよ!」

プレイログを残す機械になりたい、という話

かなり昔、ゲームのプレイ日記を読むのが好きだった。今はあまり読まなくなったが、その影響からか動画によるゲームのプレイログを見るのが趣味である。
声を入れずただプレイ動画として残しているのを見るのも好きだし、ぶつぶつ言いながらゲームをプレイしている様子を見るのも好きである。たれ流している感じも好きだ。
黙々とやっている、という部分が個人的に惹かれる点である。たまにコメントを言う程度なのが良い。なんだったら、元気がないなと思うくらいが好きかもしれない。
最近、Youtubeに動画を上げている人で、毎日欠かさず6~12時間ほどの動画を上げている人を見つけた。
Twitchで配信したアーカイブYoutubeに上げているようだ。配信となるとたれ流す形になるので長時間であることは珍しくはないが、それにしても見た限り毎日(2年分ほど遡って投稿動画を見てみたが、一日でも隙間があるのは見受けられなかった)、長時間やり続けるのは並大抵のタフさではないと思う。まず、そのタフさが羨ましい。
一つのゲームを終えたその次の日から同じように配信を始めていて、たっぷりと時間のかかるRPGだろうがなんだろうが、次から次へとストイックにゲームをプレイしている。そして全てを記録している。何者なんだ、と思う。
ちなみにその人は、難易度が選べるゲームだと必ず、最も高難易度を選んでいるようでそこにも驚いた。
自分は、プレイログを残すのもまた好きで、録画したりプレイ日記的なメモを取りながらゲームをするのが趣味である。
上記の人を見て、俺のしたいことはこういうことなんだ!と思うと同時に、自分の体力的な面から言って、こうはなれない……と思った。
ここまで極端じゃなくても、その「ゲームに集中してひたすらログを残していく」という姿勢を見習いたい。ここ何年かで、録画でプレイログを残していくことについてだいぶ慣れてきたし、生活に馴染んできたと思うのだが、ゲームとの向き合い方が強烈な人を見たことで、謎の刺激を受けている。
 
自分などは配信や録画などしていると、誰に向けたものでもなく自分のために残しているものだとしても、どうしても気疲れしてしまうので長時間なんて到底できないのだが、録画などしないにしてもそんなに長時間ゲームをできない体になっている。
周りにも同じようにゲーム体力の低下を嘆いている人がいるので、おじさんというのはそういうものなのかもしれない。
他のやりたいことに集中してるから時間がない、とかじゃなくて、単純に疲れている。常に、疲れている。
一週間のうち少なくても4日は体調悪いので、それも問題だ。考えると悲しくなってきたので、可能な範囲で刺激を受けようと思う。

Axiom Verge プレイ感想

8月頃、一気にクリアまでプレイ。とても面白かった。
続編が出ていることを聞いて早く1をやらねば、と思った。
アイテム入手でアクションが増えていくんだけど、その「できることが増えていく」テンポが絶妙で、やめ時がなかなかないゲームだった。気になっていたあそこに行けるようになった!っていうあの喜び。
また、ゲーム全体のボリュームを通しても膨大すぎず、よくまとまっていると感じた。
面白いなと思うゲームでもなんか間が空いてしまうことが多い自分にしては、短い期間でクリアまでプレイしていた。

踏破率、収集率100%は達成できたんだけど、何個か気になるところがあった。

マップ画面で、各エリア右上の「探索&収集済みマーク」を頼りにうろついてたけど、広大なマップでセーブポイントにワープできたりもしないのでしんどくなってきて攻略を見た。
自分で気づけるような怪しい場所は全部探したので、分からなかった場所はどれも「分からんて」と言いたくなるものだった。(そこまで理不尽ではないです。根気があれば気づけるかとは思う)
そう思ったのは以下の3点。

  • 終盤に行くとこでスイッチが見えてるけど押せない場所は、前のマップで飛んでる紫色の敵をバグらせるとマップ移動しても付いてくるので、そいつに押させる。

→バグらせた状態で放置して次のマップへ行く、という行動を一度もしなかったので、分からなかった。

  • パスワード「DALKHU-SUBTUM」は、壁にスドラ語でなんか書かれている場所があって、それを対応する英語に変換して入力する。

→注意深く見ると、なんらかの文字っぽいので「これはもしやスドラ語では?」という発想に至るのは分かるんだけど、日本語環境だとスドラ語がアルファベット1文字ずつに対応しているということに気づかなかった。

  • パスワード「ISKART-EHANZU」は、どうみても最初が「L」にしか見えず間違っていることが分からなかった。パスワードも通ったように見えるし……

→ある敵をバグらせると、上記の文字列を順番に表示するようになる。パスワード入力のため録画を見返したが、どーーみてもIが「L」に見えたので、間違っていることに気づかなかった。

また、パスワード自体が通っていないのか、通っているけど画面外で変化が起きたから一見分からないのか、どちらなのか判別できなかった。

自力で100%にできなかったのは少し残念。でも、自分にしては十分やり込んだと思う。
ランダマイザというモードも少しやってみたけど、面白そうだった。スピードランとアイテム入手がランダムになってる感じ。

あと、お話的に気になる箇所はいろいろあった。EDなんか、「いったいどうなってしまうんだ!?」としか言えない終わり方だし
(スタッフロール後のムービーの話です)
収集要素としてメモがあって、一通り読んだけど登場人物と用語を並べて、考察をじっくりしないとよく分からないこと多かったな。
オフィーリアが最後の方出て来ないのも、なんかあるのかな、と思ったり。
そのあたり、続編で明らかになるのかならないのか。

スズメの話

最近、庭にスズメが来る。ピョンピョン跳ねる姿がとてもかわいいので、ずっと見ている。
どんな生き物もそうだが、間近で見ていると本当に見飽きない。
それは、写真や動画で見るのと情報量が違うというのもあるし、
ある人は、動物などは作為がないから見飽きないと言っていた。たしかにと思う。川の流れもそうだし、自然のものは大抵ずっと見ていられる。
今日はスズメの集団が来ていて、数えたところ12羽いた。
驚かせないように窓から静かに見ていたが、ひとしきり木の実や草むらにいる虫を食べまわった後、みんな飛び去っていった。

庭に突然、集団で現れて物色していき、用が済んだら「お邪魔しました」の一言もなく帰っていく様をかわいいと思える生き物ってスズメだけなんじゃないだろうか。
同じ鳥でも、例えばカラスが12羽来たらすごくやかましそうだし、ちょっとこわい。
犬も好きだけど、庭に突然12匹犬がやってきたらびびる。悠長に見てはいられない。何が目的か気になる。
12人のおじさんが庭に急に来たらもちろん嫌だし、それが12人のグラビアアイドルでも嫌だと思う。人間だったら12人どころか1人でも警察を呼ぶ事態になる。

人間が勝手に居を構えてるわけなので、庭に立ち入る程度どうぞご勝手にと言いたいところだが、今のところそんな台詞はスズメにしか言えそうにない。

ペット用品についての最近あった話

・犬の口内ケア
ほっとくと老犬はほぼ歯周病になるらしい。
犬の口内ケアについてあまりに無自覚だった。犬の口は臭くなるもんだ と思っていた。
一番良いのは獣医に歯石を取ってもらう方法で、自宅での歯磨きもできる状態ならOKなんだけど、どっちもうちの犬には厳しい。
骨かじったり硬いお菓子を噛むことでも歯石がある程度除去されるらしい。これはたまにあげてる。けどあんまり効果ない。
他にペット用品で、水に入れるタイプと舐めさせるタイプの口内ケアグッズがあって、それを買った。
使い始めて9ヶ月くらい経つ。口臭や歯の色を見る限りでは、効果はある。だいぶマシになっている。

・高峰
半年に一度くらいに届くらしいペット用品サイトのカタログが届いたので読んでたんだけど、
商品を買った飼い主からのメッセージが掲載されてる中に
高峰(シバ) 飼い主:ジュトーさん
とあって、逆だろ!と思った。(他のメッセージの飼い主は全部名字で書かれてたので)
高峰!高峰!と呼ばれている柴犬を想像して笑った
本当に高峰でも別に何も間違ってはないんだけど

・窓の柵
去年の犬に関する事件として、夏の時期、外から流れてくる何かの匂いに反応したか庭に何かしらの生き物が居るのを見たかで興奮して、出窓の前のスペースに登って降りられなくなるということがあった。
窓を引っかきまくったようでカーテンは無惨に引き裂かれていた。
自分はテレワークだったが違う階で仕事していたので、すぐには気づかなかった。
今年はそうならんように柵を買うことにした。
柵というか、当初イメージしてたものと違うけど突っ張り棒を上下に設置してその間に網を張る仕組みの道具を買った。
で、気になったのがまず妙に高い。たしか9000円くらいだったと思う。作りを考えても、そんなする?と思ってしまう。
しかし他に良さそうな品がなく、普段使っているわけではないペット用品サイトでしか在庫がなかったのでそこで買うことにした。
購入を進めていると、いちいち重たい。サイトのレスポンスが異様に悪い。
カゴの中に入れた商品が○○円以上だと送料無料になるんだけど、それについてのチェック処理が遅くて、その処理が完了前に購入画面に進むと普通に送料かかる状態で進む(まず次の画面に行けちゃうのがまずいと思う)。
しまいには購入処理でエラーになった。しかもあんまりユーザーに見せなくて良いんじゃないかな、という「○○のカラムはNULLで登録できません」というエラーメッセージも出てる。見た感じ登録日が取得できてないっぽかった。
ちょっと残念すぎるサイトの作りだったので諦めた。
昔、PSStoreで購入時にエラーが出て、2重に処理されたことを思い出した。

その後、さらに探したら全く同様の作りの商品がベビー用品サイトで半額以下で売っていた。
「ペット用」である必要ないので、これで良いやと思って買った。
なぜ、ペット用になるとあれだけ高くなるのだろう……
爪で引っかかれても耐えられるように、網の部分が強度高いとかはあるかもしれない。でもそれだけで倍の値段はちょっとなあ

AG03 + OBS で録画しているとゲーム音が歪む話

タイトルの通りだが、この現象についての備忘録。

録画ファイルを見返していると、毎回ではないがゲーム音が歪むというか、二重になる感じの不具合が起きており、原因がしばらく分からずこまった。

・同時に録音しているマイク音は異常なし

・録画開始から30~40分ほどで起きる(ことがある)。何分かすると直る

・AG03を使っている

・録画はOBSで行っている

・OBSではApplication Audio Output Captureを導入している

※2022/08 追記:原因はこれ↑だった。


本記事で記載した設定は関係なかった模様。

ただ、OBSのログファイルを分析してくれる公式ツールがあって、その分析でOBSの設定とデバイスの設定でサンプリングレートが異なっている場合、警告が出たので直しておいて良かったと思う。

"Application Audio Output Capture"はOBSのソースとして追加するときの名前で、プラグインの名前としては"win-capture-audio"

便利なのでずっと使っていたのだが、あるときこのプラグインをアップデートしたら音を拾いたいプロセスを検出してくれなくなってしまい、使用しなくなった。

それから、ゲーム音の歪みは一度も起きなくなった。

これを導入していて取り込んでる音声が歪むなどの現象が起きていたら、上記プラグインが原因の可能性あり


 

自分の環境では、オーディオインターフェイスとOBSのサンプリングレートを合わせることで解決した。(設定変更後に1時間くらいの録画を3回行ったけど問題起きず。解決しててくれ)

OBSのサンプリングレートは48kHzだが、

コントロールパネルから「サウンド」を開いてAG03のサンプリングレートを確認してみると、44.1kHzだった。これを48kHzに変更。

変更する際は、AG03のドライバである「Yamaha Steinberg USB Driver」を入れると起動できる「Control Panel」から変更。

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AG03 Control Panel

要は、サンプリングレートが一致していれば良いので、44.1kHzなど他の設定でも問題ないと思う。合わせさえすれば。

自分の場合はこれとOBSの設定くらいしかしてないけど、環境によっては他にも変更が必要な部分があるのかも。

調べると、音ズレの問題の解消もできるみたい。というか調べて出てくる情報の大半は音ズレについての解決方法だった。

録画・配信でサンプリングレートの設定がバラバラだとこういうことも起きることが分かって、勉強になった。重要なんだねサンプリングレート。

いくつか選べる場面でも、あまり違いを気にしてなかったよ。

 

しかし、なぜ最近になって起きるようになったのだろうか。

録画の設定をいろいろいじって、映像エンコーダをhevc_nvencにしたくらいから起きるようになったような。

少なくとも配信のときは起きてなかったんだけどな。設定変更前も録画をたまにしてたけど、長時間ではなかったから認識できず気づいてなかっただけ?……どうなんだろう。

アーロンチェアの話

仕事がテレワークになる前に買ったので、もうすぐ一年くらい。

ずいぶん前から欲しかったけど、なかなか手が出せなかった。

テレワークになることでいよいよもって一日中椅子に座ることになるし、一番欲しい椅子を買った。今も座っているが、大変満足している。

 

買うときは慎重に決めようと思って、

唯一、近場で試座ができる家具屋があり、そこでしばらく座って考えた。

うーん、良いなぁ……とか、横に置いてあったオカムラの椅子にも座ってみて、こっちでもそんな違い分からんな……とか、小声で言いながら。

その日は平日+悪天候で他のお客さんがほぼ居なくて、座り放題だった。

少しの間座る程度では、正直あまり判断の助けにならなかったかも。

 

静かに試座したかったんだけど、店員のおじさんがすごい話しかけてきたのを思い出す。暇だったのだろう。接客が仕事なのだから、正しいんだけども。

「今日は椅子担当の詳しい店員が休みでねぇ。私は違いが分からないから説明できないんだよね。何が違うんだろうね?ハハハ」

とか言うので、アーロンチェアについて質問してもな、と思っておじさんの漫談を聞いていた。

他のフロアのお客さんを相手しなくて良いんだろうか、と思うぐらい、結構長い時間話してた。というか話を聞いてた。雑談が上手な、面白いおじさんだった。

 

椅子は大事だ。

四六時中モニタを見てるので肩はこるし、眼精疲労で目の下のクマがすごいし、運動不足で基本的に体は不調なんだけど、腰だけは辛くない。

たまに長時間、かったい椅子に座って作業する日があったが、その日は腰も背中も痛くて仕方なかったので、違いは大きいな、と思う。

 

あと、アーロンチェアはとても重い(20kg以上ある)ので、足の小指をぶつけるとすっごい痛い。

アーロンチェアじゃなくても痛いけど、なぜかアーロンチェアになってからよくぶつける。

意外とこれは説明書に書いていない。キャスターにぶつけるんだよ。

タンスの角より、よっぽどぶつけているので周知すべきことだと思う。あの家具屋のおじさんもそれくらいは言ってくれたら良かったのに。

はじめてAudibleを使ってみた雑感

※追記:2022/02頃から月額聴き放題制になったので、気軽にいろんな本を聴けるようになりました。

 

最近、セールをやってたのでAudibleで本を買ってみた。

 

本に向かって字を追うことに集中せずとも良い、手が離せるというところから、
「なにかしながら」聴きたくなるものだが、
内容ざっくり理解できればそれで良い、という場合はとても向いてると思うんだけど、本をしっかり楽しもうとすると「ながら」は難しいな、という話。

 

これに限らず「ながら」について考えるとき、いつも「脳のCPU使用率をどれほど要するか」という点で、良い感じにはまり合うピースを探すのだが、少なくとも自分の生活の中では、相性良い行動が全然ない……ソシャゲやってるときとか、かなぁ。

 

本を読むのはもちろん集中を要することだけど、そのまま「聴く」という読み方に代替しても必要な集中力の度合いってあまり変わらないみたい。

 

個人的には80%以上は必要かなと感じた。(脳のCPU使用率の話です)
そもそも、いつでも脳を100%フルに使っていたいと感じるわけでもないんだけども、「ながら」が可能な部分を活かそうとしても残り1~2割のCPUの余裕では、できることがあんまりない。

 

人間はマルチタスクに向いていないらしいし、体験として重要視しているものほど、1個に集中して行うべきとの認識でいるので、

なら、文字で読んだほうが良いよな、という話に……(時間的にも。総再生時間見るとラノベなんかでも5~6時間だし、ある程度文章量ある小説だと14時間とかあってびびる。Audibleプロの人は1.5倍速にするとか上手いことやってるんだろうか……)

 

あと、文章を音声で聴くことに慣れてないからか、使われている文字が視覚情報として入ってこないと、表現の巧みさへの理解が少し薄れる……気がする。
聴いてるだけだと、ふーんって聞き流しちゃう。字がイメージできないというか、イメージが弱くなる。

 

あとあのシーンどこだったかな、と聴き直したいシーンがあるとき不便だなと思う。実際に文字情報として目に入ってくるのと、「音声から自分の脳内で文字情報として変換して記憶している」中から探り当てるのは割と難易度の違いが大きい。ていうか、単純にページをパラパラめくって探すのとシークバーをちょこちょこ動かして聴きながら探すのでは違いが大きい。

参考文献が把握しにくいのもちょっと……

タイトルと著者が読み上げられて、そのときすぐメモったり調べたりしないと忘れちゃう。

 

なので、良い使い方としては、

じっくり聴いてみたり聴き流してみたり、何回も聴くこと前提で使う、とか。

相当集中して聴かない限りは、頭に残る情報量として一回あたりで考えるとどうしても少ないと思う。そこを回数で補う。

ただこれは相応に時間かかるしなぁ。

本の内容にもよりけりだけど、

自分の場合、内容理解するためページを行き来する読み方が多いので、紙の本のほうがそういう点では良いなと思ってしまう。

 

あと少し贅沢だけど書籍で持っているものをAudibleでも聴いて再読するのが良いかもなー、とか。(よほど気に入ってないとそこまではしないか……)

あるいは生活の中で、歩く時間が長いだとか、食器を洗っている時間に聴くとか、本を「聴く」行為に集中しても問題ない時間があればあるほど、Audibleが良い感じにハマると思う。

 

早々に「ながら」は諦めて、ただ集中して聴いているが、これはこれで自分のように眼精疲労がつらいおじさんには目疲れなくて良いな、と思いました。
あ、朗読のプロの仕事っぷりを楽しめる、というのも良いですよね。間の作り方とか抑揚とか……

 

結局、本を聴くの結構良いじゃない、と思った話です。でもほんとに楽しみたい本は、まずは普通に書籍で買おうと思います。