いぬと積みゲがとまらない

「ゲームは かならず プレイしてください! もっているだけじゃダメですよ!」

ミニメロンパン 7個

昼飯にパンを食おうと思って、家族が昨日買ってきたパンから適当に選んだ。
ラグビーボールの形状にレーズンが埋め込まれてるパンの袋に、「ミニメロンパン 7個」と値札シールが貼ってあった。レーズンパンではなく。
レーズンだと思ったそれは実は拡大して見ると小さいミニメロンパンで(小さいミニメロンパンってなに?)、それが7個埋まってたのかも。
もしくは、ほんとはミニメロンパンも7個入ってたんだけど、7個揃えたばっかりに誰かの願いを叶えた後、石になって世界に散らばっていったのかも。
透明な袋なので、こっちは手に取るときにレーズンパンだと思って取っているわけで、別に値札シールにどんな名称が書いていても関係ないんだけど、
ミニメロンパン7個って見たら「じゃあ、どちらかというとそっちのほうが良いんですけど」と不要に惜しむことになった。
間違った値札が貼られていたということは、会計はもちろんミニメロンパン7個の値段を払ってきたわけだ。多分、ミニメロンパン7個の方が高いのではないだろうか。だって7個だし
本当のミニメロンパン7個の袋には「レーズンパン」の値札が貼られているんだろうか。
差額のことも気になるが、明らかに、今自分が食べたいパンはミニメロンパンだということが気になる。5秒前にそうなった。
値札シール一つが原因で、あんまりレーズンパンに集中できなかった。他のパンのこと考えながら食べるのはレーズンパン側からしてもあまり気持ちの良いものではないことと思う。
貼る人も気づかず、買う人も気づかず、レジの人も気づかなかったしわ寄せは今、俺に来ている