こんなにも積みゲを崩したいと思っているのに、なぜ積みゲが減らないのか。
ぼちぼち、「一つのゲームが終わる前にゲームを買いすぎなのでは……?」と5年位前に気付けた答えに気付き、新たにゲームを購入することはほぼなくなった。
しかし恐ろしいことに、その自制心だけでは積みゲは減らない。実際にプレイし、少なくとも「このゲームはこれで終わりだな」と自分が思うまでは消化されないのだ。
数々のゲームで世界を救ってきたので、世界の救い方は大体分かるのだが積みゲの救い方だけは未だに掴めていない。
積みゲという人類が生み出した悲しみにどう立ち向かっていけばよいのか。
消化が追いつかないんだから「ゲームを買わない」ことでしか対処できない。
愛しているからこそ距離を取る、みたいな。
こんなにゲームが好きなのに。哀しい男よ だれよりも愛深きゆえに
こういう謎の感情が湧いてくるくらい、いよいよこじらせてきた。積みゲをこじらせた人間は皆一様に奇妙なことを言い出すのだ。
そして最近、全然積みゲに着手していない。せめて整理がしたい。
手をつけていて未消化のものをリストアップして明確にしておこう。
・ [PS]アークザラッド2
人生で多分一番、何回も最初からやり直してるRPGだけど、最後までクリアしたのは最初の1回だけ。なぜならクソ長いから、まず間違いなく途中で満足してやらなくなってしまうのだ。全体通して本当に傑作だと思ってるんだけど、ガルアーノ編の面白さが突出しているように感じる。だからちょうどそれが終わったところ辺りから、段々プレイ頻度が減り、気付くとやらなくなってるんだよな。
今回のプレイはおよそ10何年かぶりに最後までやろうと決めて始めた。しかし案の定、ガルアーノ編以降に入ってから、何週間か放置してふとまたやりだす、を繰り返してるので、去年の9月頃からやり始めて未だにクリアしていない。やばいぞ、次何するところで中断したんだったか……アミーグ終わったとこだっけかな?
一度クリアしたことあるゲームなので積みゲという認識はないけど、せっかくだし最後までやりたいな。
Wizardry的な、ダンジョンRPGが無性にやりたくなったときのために何個かストックしてあるゲームの一つで、購入自体は相当前にした気がする。
こういうダンジョンRPGって、結局やることはひたすらダンジョンに潜ってはPTを強化し、潜っては強化し……の繰り返しということもあり(それこそが楽しいので特に問題はない)、ストーリー的な部分はそこまで濃厚ではない印象だったんだけど、円卓の生徒ではそこがかなり力入ってて面白い。一粒で二度美味しい。
主人公以外の仲間は、よくある酒場で登録する感じで自分で作成するわけではなく、生徒としてストーリー上で仲間に加わるんだけど、どの生徒も魅力あって良い。編成に悩む。
これも結構放置してしまっていて、一応ストーリー上ではラスボスだろうと思われる存在に挑む直前でセーブしてやめたのが最後の記憶。なぜそんな後少しというところで放置を……
思い返すとRPGのラスダンでゲームが終わるのが嫌でしばらく放置することがあるので、その類なのか。とはいえ本編クリア後も長ーく遊べる作りになってるのではないかと思う(あれで全部終わりとは思えない)ので、本当の意味でクリアするのはまだまだかかりそうだなぁ。
やりかけの中では一番終わりに近そうなゲーム。星降りの大会が終わって、リメイク版である今作から追加された「星降りの大会・レジェンド」(なんてネーミングだ)が始まり、それも多分もう少しで終わるというところ。
本編(星降りの大会)クリアまでは、配合に関するものも含めて、攻略情報は何も見ないで進めていたんだけど、本編クリア後からはいよいよ効率的な配合も気にして(一生特殊な配合でできるやつらに会える気がしなかった)、攻略情報ありで進めている。
そのせいでというとアレだが、あれもこれも作ってみたいと思うようになってしまい、逆にストーリー進行が今までより遅れる事態に。でもモンスターズってこれだよな。難度の高い配合で作るモンスターは揃えたくなるよ。最終的に使うかどうかは別として。
究極配合という素敵なシステムがあるので、お気に入りのモンスターをどこまでも使っていけそう。それも駆使して、最終的なメンバーをどうしようか妄想するのが楽しい。大好きなももんじゃとおおきづちとボロンゴ(キラーパンサー)は決定として、後はどうしようかなぁ。